February 16, 2014
| Category: 人・社会・宇宙・芸術・技術
小室先生の「資本主義のための革新」を読み終えて、その間に先生のお弟子さんのお一人、宮台真司氏の「野獣系でいこう!」を読み、次は別のお弟子さんの橋爪大三郎氏の書籍を読みたいと思い、図書館に行きましたが、面白そうだと思う書籍は全て貸し出し中でした。
そこで、また宮台真司氏に戻り、以下の書籍を借りてきました。
「野獣系でいこう!」の中で、宮台氏が女子高生のテレクラにはまり、またその後テレクラなどのリサーチをしていらっしゃることを知りました。
私はテレクラが何か性的なサービスに関連するということ以外知りませんし、テレクラの問題がどれほど取り上げられているか分かりませんが、売春や性の問題はきちんと調査・議論されるべきであると思いますので、まずこれから。
「野獣系でいこう!」の中で、宮台氏が女子高生のテレクラにはまり、またその後テレクラなどのリサーチをしていらっしゃることを知りました。
私はテレクラが何か性的なサービスに関連するということ以外知りませんし、テレクラの問題がどれほど取り上げられているか分かりませんが、売春や性の問題はきちんと調査・議論されるべきであると思いますので、まずこれから。
☆性の自己決定:さまざまな視点から性の自己決定について論じられています。今後真剣に検討しなくてはいけない分野だと思います。それも早急に。

☆そして、依然から多くの社会問題の根源は貧困ではないかと、ずっと私は思っていますので、「格差社会という不幸」
格差や貧困に関する活動や著書のある方々との対談集。あの、派遣村でスポットを浴びた湯浅誠氏との対談も含まれます。

湯浅氏X堤未果氏X宮台氏の対談で湯浅氏は、「私は最近「貧乏」と「貧困」を区別しようと言っています。「貧乏」は単にお金がない状態。貧乏でもコミュニティがあったりして、幸せに暮らしている人はいる。しかし「貧困」はそういうすべてを失っている状態なので、「貧困だけど幸せ」というのは定義上ありえない。貧乏は笑えても貧困は笑えない。」私は本当にその通りだと思います。
また、終章の「グローバリゼーションの恐怖」のセクションで、神保氏が「少し日本から離れて視点を広くとると、グローバリゼーションや途上国の貧困、国際間格差の問題があります。。。」と始めて、「僕は開発経済の問題をずっと追ってきて、いわゆる先進国と途上国の格差を専門にしてきました。途上国の貧困をずっと問題にしてきた自分としては、グローバル化がさらに進み、同じことが先進国内で起きるようになった途端に、「格差が問題だ」と騒ぎ出すことには、やや抵抗があるんです。」「世界経済はつねに格差をつくりだしてきたのです。」と論じ、最後に「つまり、世界の貧困も、それが逆輸入された日本の貧困も、それが自覚的かどうかは別にして結局、回りまわって、実は僕たち自身がつくりだている面があることはまちがいない。この構造を変えるのは容易なことではありませんが、どこかでそれをやらないと、格差問題も貧困問題も何も解決しない。当座目の前の問題に対応することは必要だとしても、やはり長期的に本質的な問題に取り組まないとダメだと思うんですよ」とおっしゃっているのも、私も全く同じように感じています。
私が子供のころ、まだ世界の概要情報を漠然しかとらえていませんでしたが、アフリカ諸国は次々と独立をはたし、輝く未来があったように記憶しています。しかし、それからどうなったのでしょうか。あまりにも悲惨な状況になっているのではないでしょうか。
一体何が起こったのでしょうか。何が原因だったのでしょうか。
もちろん、日本のワーキングプアの問題は解決すべき問題です。ホームレスの人々の問題もたぶん根深く幅広い原因があるのでしょう。
でも、職があって、生活が安定している人々も、未来は見えているのでしょうか。
50年後、100年後、1000年後の、あるいは10年後の未来の社会のイメージって、人々は持っているのかなぁ、、、
ところで、宮台氏の上位書籍の中で最も笑ったのは、宮台氏のおじいさんもお父さんも東京大学出身だったから、東大に行くのが当然という感じだったが、「僕は革命家になるから東大には行かない」と言ったら、お父さんが「革命家になるなら東大だよ」とおっしゃったという話でした。
これは大いに笑えました。
宮台氏のこのお父様は「今朝は母さんがやらしてくれなかったよ」と、子供(何歳だったかは言及されていなかった)の宮台氏に言うほど性的にオープンだったそうです。(野獣系になろう!より)

☆そして、依然から多くの社会問題の根源は貧困ではないかと、ずっと私は思っていますので、「格差社会という不幸」
格差や貧困に関する活動や著書のある方々との対談集。あの、派遣村でスポットを浴びた湯浅誠氏との対談も含まれます。

湯浅氏X堤未果氏X宮台氏の対談で湯浅氏は、「私は最近「貧乏」と「貧困」を区別しようと言っています。「貧乏」は単にお金がない状態。貧乏でもコミュニティがあったりして、幸せに暮らしている人はいる。しかし「貧困」はそういうすべてを失っている状態なので、「貧困だけど幸せ」というのは定義上ありえない。貧乏は笑えても貧困は笑えない。」私は本当にその通りだと思います。
また、終章の「グローバリゼーションの恐怖」のセクションで、神保氏が「少し日本から離れて視点を広くとると、グローバリゼーションや途上国の貧困、国際間格差の問題があります。。。」と始めて、「僕は開発経済の問題をずっと追ってきて、いわゆる先進国と途上国の格差を専門にしてきました。途上国の貧困をずっと問題にしてきた自分としては、グローバル化がさらに進み、同じことが先進国内で起きるようになった途端に、「格差が問題だ」と騒ぎ出すことには、やや抵抗があるんです。」「世界経済はつねに格差をつくりだしてきたのです。」と論じ、最後に「つまり、世界の貧困も、それが逆輸入された日本の貧困も、それが自覚的かどうかは別にして結局、回りまわって、実は僕たち自身がつくりだている面があることはまちがいない。この構造を変えるのは容易なことではありませんが、どこかでそれをやらないと、格差問題も貧困問題も何も解決しない。当座目の前の問題に対応することは必要だとしても、やはり長期的に本質的な問題に取り組まないとダメだと思うんですよ」とおっしゃっているのも、私も全く同じように感じています。
私が子供のころ、まだ世界の概要情報を漠然しかとらえていませんでしたが、アフリカ諸国は次々と独立をはたし、輝く未来があったように記憶しています。しかし、それからどうなったのでしょうか。あまりにも悲惨な状況になっているのではないでしょうか。
一体何が起こったのでしょうか。何が原因だったのでしょうか。
もちろん、日本のワーキングプアの問題は解決すべき問題です。ホームレスの人々の問題もたぶん根深く幅広い原因があるのでしょう。
でも、職があって、生活が安定している人々も、未来は見えているのでしょうか。
50年後、100年後、1000年後の、あるいは10年後の未来の社会のイメージって、人々は持っているのかなぁ、、、
ところで、宮台氏の上位書籍の中で最も笑ったのは、宮台氏のおじいさんもお父さんも東京大学出身だったから、東大に行くのが当然という感じだったが、「僕は革命家になるから東大には行かない」と言ったら、お父さんが「革命家になるなら東大だよ」とおっしゃったという話でした。
これは大いに笑えました。
宮台氏のこのお父様は「今朝は母さんがやらしてくれなかったよ」と、子供(何歳だったかは言及されていなかった)の宮台氏に言うほど性的にオープンだったそうです。(野獣系になろう!より)
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